変化の始まりは、そう1人1人の「認識」から!
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
AI時代に必要な今までにない組織、チームプレイを創るため、
新しい変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。
前回に、再現性を高めるためのキーワードとして
「認識」という事をお伝えしていました。
具体的な事例を通して、
もう少しご紹介していきたいと思います。
できないことが、できるようになった!
その時の整理ポイントを3つお伝えしました。
①できなかった時は、なぜ、できなかったのでしょう?
②できなかった時から、できるようになったのは、何が変わったのでしょう?
③その変化は、Before→Afterで、どのように変わったのでしょう?
これを使って、事例を整理してみたいと思います。
身近な事例をまず、ご紹介します。
これは私の体験談でもありますが、
Aさんとの関係、コミュニケーションについて違和感がありました。
嫌いではないけれど、何か苦手というか、抵抗が自分の中にあって、
Aさんと会えば、のどに力が入り、声を出すのも何か詰まる感じ。
私がAさんとのコミュニケーションから、
Aさんは、自己主張が強いタイプで、
あまり人の話を聞いてないというか、途中から自分が話し始めたり、
こちらの伝えた事を要約して確認してくれても、
理解がずれていたり、伝わっていなかったりするのを感じていました。
Aさんと会えば、聞く時間が多くなってしまい、
言いたい事は言ってるつもりではあったのですが、
他の人と会うよりも、なぜか疲れてしまう。そんな状態でした。
本当は、Aさんとも本音を伝えたいし、
もっと深く交流したいと思っていたのに、そう思っててもできなかったのです。
それが、ある「認識」の変化で、
私は自分に起きていた状況も含めて、
本音を伝える事ができ、それまで感じていた緊張感や、
声の詰まるような感じは解消することができました。
力を抜いて、本音の交流ができなかったことが、
できるようになった。という結論です。
そのプロセスを整理してみます。
①できなかった時は、なぜ、できなかったのでしょう?
できなかった理由は、自分の現在地を
正しく診断できていなかったことにあります。
私は、Aさんに対して本音や言いたい事を言っているつもりで、
言ってなかった!という事に気がつきました。
②できなかった時から、できるようになったのは、何が変わったのでしょう?
①で言えてなかった事実を自覚し、
それがどこから来ていたのかを辿っていくと、
根底には、私の深い諦めがありました。
自己主張が強く、人の話を聞かないタイプ、それがAさんにも
当てはまっているのですが、こういう人には、
「どうせ言っても伝わらない、わかってもらうことはできない」
そんな自分に対しての認識=自己認識から始まっています。
そうなると、諦めてしまい、自分から発信することなく、
聞く側になってしまう。という認識のパターンが発動していた事でした。
その「諦め」は、私の望んでいるものではなく、
条件反射的に発動して生まれた考え、感情であることを理解すると、
新しいセッティングをスタートすることができます。
※これはnTechを活用している認識なので、セミナーなどを
受けられていない方には、少しピンとこないかもしれません。
セッティングの部分に興味がある!という方は、セミナー受講をオススメします。
③その変化は、Before→Afterで、どのように変わったのでしょう?
Aさんに対して、そして自分に対しての「認識」が
●Before
Aさんに対しては、自己主張が強く、人の話を聞かない人
自分には、どうせ言っても伝わらない、わかってもらうことはできない私
↓ ↓ ↓
●After
Aさんに対しては、自己主張が強く、人の話を聞けないようにさせた背景がある。
そこに、淋しさ、孤独感を持っている人
自分には、人と本音で深く交流することで、関係を構築していける私。
出発の自分に対しての認識が違うだけで、
そこから始まるすべてが自然に変わっていきます。
そんな新しい変化スタイルを提案しているのが
nTechを活用した「変化」です。
努力、根性で変わる変化は限界があります。
変化の仕組みを知り、出発から変化して、
自然に変わっていく変化を初めてみませんか?