変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

やってもやっても結局わかったことは、「わからない」という結論

〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、

AI時代に必要な人づくり、組織づくりを実現するため、

令和ライフスタイルを提供するCallingerの山口禎子です。

 

先日、50代の経営者の方から聞いたお話でした。

その方は、学生の頃は物理学を選考されていて、

宇宙のヒミツを知りたい!と純粋な気持ちで研究されていたそうです。

でも、追求心の強いタイプの方で、ご自身でも自覚されているので、

学べば学ぶほど、闇の深みにはまっていくような感覚があり、

学ぶことを止めたことがあったそうです。

 

その後、社会人になり、起業されて経営者になりました。

会社の経営は売上としてはうまくいったものの、

自分でなんでも手をつけてしまい、働き過ぎの状態で、

身体はボロボロ、人間関係もうまくいかず、会社を譲り、

今は、複数の事業を展開されていますが、会社としては1人。

 

関係会社、協力会社の方との交流はあり、

人と接するものの、人間関係が面倒くさくて、

なかなか人と接することにおっくうになってしまうそうです。

 

この経営者の方は、人と本音で交流したい、

深い交流できる仲間が欲しいと心から願っていました。

でも、実際は合う人もいれば、合わない人もいる。

それは当然のことですが、合わない人がどんどん増えて、

人間関係が狭いことに気づき、もっと自分が変われば、

人と関係を築いていく人が広げていけるのではないかと思われています。

 

とても行動的で、やってみてダメなら次の手、

またダメなら次!と仕事でもそうでしたが、

人間関係においても、そのように、次、次、次とチャレンジしていきました。

しかし、自分の思いつくだけのことはやり尽くしたと。

 

やれることがあるなら、チャレンジするのに、

やれることがもうイメージない。

やってみたら、わかることもあるけど、

やってもやってもうまくいかなかった人間関係については、

何がいいのか、悪いのか、どうすればいいのか、全くわからない____

 

 

私にも似たような経験があります。

自分が変わりたい!その一心でチャレンジするものの

変わらないことへの憤りと絶望。

 

「何を変えればいいのかがわからない」

 

ホモ・デウスにもありますが、今やDNAを操作し、

人間の感情や意思決定をコントロールする技術が着々と進んでいます。

人間の感情をコントロールする技術ができたとしても、

どの感情を抑えて、どのような人間にすればいいのか、わからないのが実情です。

 

全体像という地図もなく、その中での現在地もわからないまま、

航海をする船はどうなるでしょう?

それが人間の現在地です。

 

科学や哲学、宗教など、すべての学問に共通して言えるのは、

『始まりと終わりがわからない』ということです。

 

出発とゴールがないプロセスだけの状態だから、

現象を解析し、因果関係から条件づけられた思考方式で

考えるしかありません。

 

条件づけられた相対世界の中では、人間はAIに到底かないません。

人間は始まりと終わりを知り、

因果、相対に捉われない生き方を選択することができるのです。

 

始まりと終わりを知るためには道具が必要です。

その道具がnTechという、全く新しい認識方式を可能にする技術なのです。

 

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