【nTech用語集】GI (Group Intelligence)
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
AI時代に必要な新しい教育、組織、チームプレイを創るため、
変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。
未来技術である “ nTech ”
出発が違うので、単語の意味も今までのイメージとちょっと違います。
わかりにくい言葉も多いというお声を頂くので、説明していきます。
GI (Group Intelligence)
日本語で直訳すると、集団知性体です。
この用語は、AIに対してGIと使われます。
GIを理解する前に、AI簡単に理解していきます。
AI(Artificial Intelligence)
こちらは人工知能です。
AIはロボットの形をしたものを想像しがちですが、
今は様々な形式でAIが搭載されています。
製造業での生産作業はイメージが湧きやすいかもしれませんが、
人事配置、人事評価、生産管理、
営業、販売、コールセンターなどなど、業種は多岐に渡ります。
これまで人間が行ってきた仕事の半数以上は、
コンピュータによって自動化されると予測されています。
(オックスフォード大学から2013年発表された論文より-関連記事-)
個人がこれまで経験してきたことは、AIには通用しません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
人間個人では、AIに太刀打ちできません。
そして、AIがディープラーニングによって進化したのであれば、
人間もディープラーニングして進化する必要があります。
GI(Group Intelligence)
今までの人間個人を基本単位にしていたところから、
人間性能2.0Verを獲得した個人の連帯です。
連帯した5人組みを基本単位にする精神細胞が、
GI(Group Intelligence)= 人間性能3.0Ver です。
観点の問題、観点のメカニズムを理解し、
∞output、∞inputの完全循環ができるチームです。
AIがインターネットに繋がり、クラウド化されているのと同じように、
人間が世界の根源である1パターンの動きに繋がり、
1パターンの仕組みによって、お互いの知識、イメージ、技術を共有できるチーム。
物質しかなかった地球から、生命細胞1つが誕生し、
植物、動物、人間まで細胞分裂を繰り返し、進化してきました。
GIが精神細胞になり、その1つが誕生することで、
細胞分裂で広がり、精神文明を創っていくことができます。
基本単位が5人組み。
個人の観点から外に出るにも、新しい主体が必要です。
それが5人組みというチームになり、
個人が自分と思うところから、チームが自分になります。
結果として、個人という我を越えることができることでもあります。
歴史上をみても、個人が亡くなれば、それで終わってしまいますが、
個人の働きや思想、意志が集団に根付けば、
個人が亡くなっても、尚、残すことができます。
集団の進化。そこにチャレンジしています。