変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

AI時代で、経験すること、やってみることの限界

〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、

AI時代に必要な新しい教育、組織、チームプレイを創るため、 

変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。

 

とにかくやってみる。

経験するからこそ得られるもの、解るものがある。

本当にその通りですね。

 

経営者の方からもこういったお話を、聞く機会は少なくありません。

やってみて考える。

考える前に行動。

そんなお話も、よく耳にします。

 

人には、やってみようと思っても、やれない人もいます。

本を読んだり、セミナーに出かけたり、

「学ぶ」ことには積極的でも、実践でやってみることになかなか踏み込めない。

やってみないことには何も変わらないですよね。

 

やらないよりは、やってみる方が、

発見があったり、気づくきっかけになって次に繋がったり、

何か突破口が見えてくることもあります。

 

でも、これからのAI時代に、

本当に「とにかくやる!」「経験してみる!」

それが必要なこと、価値あることと言えるでしょうか?

 

 

とにかくやってみる!

自分の感覚的な直感で、とにかくやりたいと思うものをやる!

そういう方も多くいらっしゃるように感じます。

 

仕組みで整理してみると、

感覚的な直感というものは、大抵の場合、

選択した根拠が無意識で、自分で言葉として表現して説明できない状態です。

 

自分の考えを整理したり、考えの根拠を自ら掘り下げたり、

普段からそういったことをやっていなければ、

上記の状態である可能性が高いです。

この場合、感覚的な判断は根拠がわからない中で、

気分や環境によってもころころ変わってしまうため、

その感覚的な判断に左右されてしまいます。

 

また例えば、こうで、こうで、こうだから、こうしよう!

という、考えの論理展開はあり、その考えの道を繰り返し、繰り返し

考えて道を通ることで、道が作られた過程は無意識になり、

条件反射的に「パッ」と見て、「フッ」と思う世界になってしまいます。

 

選択、判断した論理展開が早過ぎて、

いつでも中身に意識を向けるということは、なかなか難しいことです。

 

条件反射的な発想や判断は、

どこから生まれてくるのか?と言ったら、

過去の経験・体験、過去の知識・データをもとにして生まれています。

考えの根拠が過去を基準にしている状態になっているのです。

 

 

経験してみる

経験してみることを優先すれば、知識が増え、経験することで実感し、

人に伝える時も、説得力を持つことができる!と聞くことがあります。

 

情報に溢れている今の時代、

経験して得られる知識はどのくらいの範囲でしょう?

 

今やVRバーチャルリアリティ)がゲームや、

実生活にも活用、応用されてきています。

 

南国の風景や波の音、においまでもVRで再現でき、

触覚も感じることができるなら、

本当に南国の浜辺に行って経験することと、

何ら、変わりなくなってしまいます。

 

これまでの経験・体験を通して得た知識。

これはAIがあっさり代行してしまいます。

 

どんなに経験しても、体験しても、

自分1人だけで得られる知識は、ほんの点にもならないのが現実です。

 

 

それでは人間は一体何をやっていったらいいのでしょう?

何を経験していくことが必要なのでしょうか?

 

これからのAI時代、

人間の誰かが知っていること、やっていることは、

既にAIができることでもあります。

 

 

今まで誰もやったことのないこと、

誰も踏み入れたことのない領域を開拓・開発していくことです。

 

 

ー 人間と人間の宇宙は実在しない ー

 

 

人間の経験してきた領域は、すべて、

“人間と人間の宇宙が実在している世界”をベースにした上の話です。

 

一番根底にある人間の当たり前、思い込みを壊した時、

新しい世界、新しい領域と出会うことができます。

 

そこは人間の目には見えない領域であり、

人間がイメージしようとしてもイメージできない、

名前もつけられない、境界線もない、

時間も空間もエネルギーさえない世界です。

 

そこからどのように、

実在しているような、人間が認識できる世界を創り出しているのか。

そこから整理する全てが、新しい知識生産になります。

 

この知識を、

経験・体験知識に対して、概念知識と言います。

 

未知なる世界の開発・開拓を進めていく技術が、nTechという新しい技術です。

大転換を迎える今だからこそ、誰もが新しい知識を

生産していくチャンスを持っています。

 

日本から発信するオリジナルコンテンツ。

日本の新しいブランドになる技術でもあります。

一緒に開発・開拓できることを楽しみにしています!

 

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