「絶対」がない「相対」だけしかない世界の限界
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
AI時代に必要な人づくり、組織づくりを実現するため、
新しい変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。
「絶対」と聞いて、皆さんはどんなイメージが湧きますか?
「絶対はないよ」
「縛られるイメージで窮屈」
「ハマってる感じで恐い」
など、様々なではあるものの、
私が聞いた範囲では、あまりいいイメージで捉えている方は少ないです。
どちらかと言ったら、「絶対」ということを言う人に対しての不信。
「絶対」という完全なものに固定される恐怖。
結構、周りとの疎通が起きないような、
思考や、言動が固定されているイメージを持つ人が多いようです。
では、「絶対」の反対は「相対」ですが、
そこには限界があります。
この宇宙空間は「相対世界」です。
対がある状態。
簡単な表現でいうと、「2」の世界です。
昼:夜
上:下
表:裏
など、必ずこの宇宙空間の中にはペアがあります。
違う言い方で表現すると「原因と結果」の因果とも言えます。
でもこの「2」の中には、無限大細分化していけるので、
結局、バラバラが1つになることはありません。
相対的な評価、観察をすることで、
解釈は無限大生まれてしまします。
これが今まで、人間が超えられなかった限界です。
宗教も、学問も、経済も、あらゆることが今、細分化して、
多様化していっています。
相対世界の中では、相対の違いを超えることができません。
絶対世界、絶対があるのか。
絶対世界から相対世界が生まれているので、
絶対がないはずないのです。
「鶏が先か、卵が先か」という議論が起こることがありますが、
2を生み出す仕組みがなければ、どちらも生まれることがないのです。
相対世界の中でそれを説明しようとしても答えを出すことはできません。
2を生み出している世界が絶対世界です。
絶対を知ること、理解すること、
それができる時代になりました。
絶対世界を活用して、相対世界も理解して、
生き方や人生に使っていく時代です!
そんな社会を楽しみにしています!