変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

感じた分だけ、表現できる繊細な心

〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、

AI時代に必要な今までにない組織、チームプレイを創るため、

新しい変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。

 

皆さんは普段、自分の感情をどのくらい感じているでしょうか?

あまり感情は感じてない、

自分の感情ってよくわからない、

そう思っている日本人は本当に多いです。

 

それは、歴史的は背景があり、

日本人は感情を押さえる、我慢することが当たり前。

そんな状況にならざるを得なかった事実があります。

 

 

自分の感情を表現できない方の多くは、

感情のボキャブラリーも少ないです。

 

「どんな気持ち?どんな感情?」

と、質問されれば、そこにアクセスしようとしますが、

何かは感じていても、

それを言葉にして表現するのが難しかったりします。

 

感情の言葉ってたくさんあるんですよ。

 

「喜び」を表す言葉で言ったら、

例えば、

嬉しい、楽しい、幸せ、満足、爽快

 

「怒り」と一言で言っても、

不愉快、不機嫌、我慢できない、

文句を言う、怒鳴る

いろんな「怒り」を表現することができます。

 

 

他にも、

 

悲しい、憐れ、みじめ、

虚しい、孤独、躊躇、情けない、悔しい

見下す、憎む、嫉妬、戸惑う、息苦しい、

がっかりする、失望する、憂鬱、

耐え忍ぶ、辛抱する、我慢する、

後悔する、悔やむ、罪悪感、劣等感、

後ろめたい、切ない、苦しい

 

楽しい感じも、

感動する、感心する、興奮する、

感銘を受ける、心打たれる、胸に響く、

和む、落ち着く、憧れる、

懐かしい、愛おしい

 

日本語は本当に繊細です。

この言葉はそれぞれ、似ている感情だとしても、

少しずつニュアンスが違う。だから別々の言葉として成り立っています。

 

色も日本には多くの色があります。

青1つを取っても、

藍色、青緑、紺、群青色、空色、スカイブルー、水色などなど。

 

それだけ、日本人が繊細に心で感じてきたからこそ、

言葉として、表現が可能になっています。

 

 

 

映画を観て、どうだった?

今日1日はどうだった?

 

そんな質問も日常でなかなかされないかもしれないですが、

そう聞かれた時に、

ただ「楽しかった!」「よかった!」

それくらいの返事だったとしたら、

もう少し、具体的に感情を表現してみてください。

 

何に対して、どう楽しかったのか。

よかったと思った、その時の気持ちはどんな感じなのか。

 

感じた分だけ、表現できますし、

表現できる分だけ、人生により彩りを与え、

豊かな人生になっていきます。

 

繊細に感じる心。

それが本来、日本人がみんな持っている精神性でもあります。

AI時代だからこそ、人間が開発し、人間にしかできない機能を

発揮していく時代にしたいですね!

 

 

<参考情報>

感情表現インフォ:ピッタリの気持ちの描写が探せる言葉の辞書

青系の色一覧:伝統色のいろは