変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

「感情」「思っていること」を出すことが問題なのか?

〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、

AI時代に必要な新しい教育、組織、チームプレイを創るため、

変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。

 

みなさん、普段には決して出さない「感情」を

隠し持っていませんか!?

 

我慢して、我慢して、我慢し切れず、爆発!

なんてことになると、どうにもコントロールがきかなくなる。

そういう方も少なくありません。

 

 

先日お会いした方から、ご相談を受けました。

その方は、営業のお仕事をされていて、日々、いろんなお客さまに会って、

お話しするのですが、常に笑顔で、元気よく、

条件反射的に相手に合わせてしまう。

 

だからなのか、毎日とっても疲れていて、

休みの日には、誰とも会いたくない気持ちになり、

家でずっと本を読んだり、音楽を聴いて、

ただひたすらボーっとする1人の時間を取りたくなるそうです。

 

定期的にやってくる「1人になりたい」衝動。

以前は半年に1回くらいだったのに、年々、そのスパンが短くなり、

毎月のように、そんな衝動になるというのです。

 

ボーっとする時間は欲しいけれど、

なんだか無駄な時間を過ごしているようで、

もったいない気もして、最近では、ボーっとする時間も

いろいろ考えてしまい、ボーっとすることもできない。

という悩みをお話くださいました。

 

 

人と一緒に居ることが疲れる、面倒くさいからと

「おひとりさま」という言葉が生まれるほど、

今の現代社会の中で、人間関係はストレスの大きな割合になっています。

 

お客さまに対して、笑顔で、元気でいないと...とか、

 

自分と違う価値観や、考え方の相手だと、

怒りを感じるけど、そんなことも言えないし...とか、とか。

 

なかなか思っていることを、“表現する”ことが

日常に「少ない」、「全然ない」という方も多くいらっしゃいます。

 

 

仕事ではやっぱり言いたい事を言える環境ではないからと、

プライベートで美術館や、アートに触れたり、

映画や、自然の多い場所へ出かけたり、

1人でも感性を豊かにできれば...と。

 

でも実際の仕事の環境に変わりはなく、

プライベートの時間だけを変えようと思っても、

なかなか日常の大半の時間を費やしているお仕事で変わりなければ、

どうしても、仕事での自分で占領されてしまいます。

 

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「感情」を出したところで解決しない。

だからといって、「我慢」してもストレス。

 

これを行ったり来たりしても、

解決することはできません。

 

「我慢」することは、

体で例えれば、ご飯を食べても排泄しない便秘状態のようなもの。

 

実は、「出す」ことが問題ではなく、

「出さない」ことが問題なのです。

 

でも、出したら、

誰もいい気持ちにならない。

出したところで解決しない。

誰かを傷つける。

そんなイメージを持っている方も多くいらっしゃいます。

 

 

人に対して、自分の思っている事を「そのまま」

出した事がない人にとっては、

最初、『出し方』が解らないと言います。

 

歩いた事がなければ、歩けないのは当然です。

 

でも、赤ちゃんもどんなに転んでも、下手でも、

歩こうとしないと、歩けるようにはなりません。

 

「感情」は出す事の問題より、

出さない事の問題が大きいです。

 

日頃から出してないから、ストレス、疲れになります。

 

出した事がないから、どう出していいか解らず、人を傷つけてしまう事も。

 

出さないから、自分が何を感じ、

どう思っているかもわからなくなります。

 

 

「感情」を表現していくことで、

自分の思っている事、感じている事がわかると、

新しい自分を発見していくことができます。

 

出す事で、相手の感情にも「敏感」に感じられるようになります。

 

表情が柔らかくなっていきます。

 

心の筋トレになり、表現も豊かになっていきます。

 

人に伝えたい事が伝わるようになります。

 

 

最初は出し方がわからず、人を傷つけたり、

関係を壊してしまいそうで、恐いという方は、

まずは自分の感情の生まれるメカニズムを理解することをオススメします。

 

仕組みが解れば、客観的に自分を理解することができ、

自分の感情の生まれるプロセスを、自分で辿る事ができます。

 

感情の出発にある大前提と出会ったときに、

新たな自分と出会う事ができます。

 

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