日本と韓国の違い① 国をどう認識するのか 〜 教育 〜
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
AI時代に必要な新しい教育、組織、チームプレイを創るため、
変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。
日本と韓国、近くと遠い国と言われるように、
似ているところもあり、違いもある国でもあります。
韓国で“独立紀念館”を訪れた時、
強烈に感じた「教育の違い」をご紹介します。
ここ“独立記念館”は、
日本人がほとんど立ち入らない場所です。
韓国人が子供の頃から、国に対しての誇り、民族性を学び、
韓国が日本統治時代からどのように独立していったのかを学ぶ資料館です。
私はここで、韓国の教育でどのように日本を認識し、
歴史を認識しているのかを学びました。
そして同時に、日本の教育との違いを認識しました。
私は韓国の国としての教育を目の当たりにして、
日本では、国に対しての誇りや、
民族性を学ぶ教育が無いということに初めて気づきました。
「愛国心」「国に対するプライド、誇り」
そんな言葉に全くピンと来ないのも、納得できました。
“国”という事に対してのImageや認識が全然違います。
また同時に、これらの違いを創り、
歴史認識に違いが生まれる原因が
“観点の問題”であることを実感しました。
それを教えてくれたのが、韓国人であるNoh Jesu氏です。
Nohさんは韓国人でありながら、
国家、民族を超えた客観的な歴史観や
それぞれの国の特徴、良さを教えてくれました。
日本に対して、そしてアジアの国に対して関心がなかった私に
日本の良さ、そして韓国の良さを教えてくれました。
そのお陰で、日本も好きになる事ができましたし、
韓国も好きになりました。
韓国は自分と関係のない国ではなく、
一緒にアジアの新しい未来を創っていける国だと思えるようになりました。
歴史を知る事は、未来をよりよくする事。
ただ、それぞれの“観点”の違いによる歴史認識の違い。
その背景も理解することなくして、
アジアの新しい未来を創っていくことができないと、解りました。
観点を知り、歴史を知り、土地を知り、人を知る。
そこから新しい未来を創っていきたいと思います!
そんな新しい未来の希望を教えてくれたNohさんに心から感謝しています。
この場で改めて、お礼申し上げます。