変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

言葉で表現できなかった私が感じた、「言葉で表現できること」の価値と限界

〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、

日本の中でもここ大阪から、「世界基軸教育」を拡げていくことで、

1人1人の「輝き」を発揮できる個人、組織、社会につくり変えていく

マインドームインストラクターの山口禎子です。

 

節目、節目で自分の人生を振り返ることで、

思い出すこと、気づくことがあります。

 

私は元々、人見知りで人といる時は常に緊張状態。

思っていることを言葉にすることができずに、

誰も私の気持ちはわかってもらえない、助けてもらえない、

私なんて居ても、居なくても一緒という、

いつもどこか虚しさを持って生きていました。

 

そうなった私に大きな影響を与えたのは、父親でした。

父は、昼間は子煩悩で、優しくて、面白い大好きな父でしたが、

夜になると、お酒を飲んで酔っ払い、怒り感情が爆発して母に暴力をするような

とても怖い存在でした。

 

子供の頃、昼間の父と夜の父がまるで別人で、

どう受け止めていいかわからなかったのだと思います。

 

だから、家族で冗談を言って、笑い合っていても、

どこか偽物のような、いつか消えてしまうような泡のように感じて、

心から喜んだり、楽しんだりすることができなくなっていきました。

 

友達関係も同じように感じて、仲良くなりたくても、声をかけられない、

踏み込んでいけない、言葉にすることもできないという状態でした。

 

社会人になっても変わらず。そんな自分を変えたい!という時に、

出会ったのが“nTech(認識技術)”でした。

 

nTechを学んで、私はそれまで言葉にできなかった自分の気持ちや、

なぜそうなっているのかの仕組みがわかり、

それを表現できる言語を手に入れました。

 

自分だけでなく、相手の状況や気持ち、感情、

それが生まれる背景、仕組み、構造を表現することで、

交流することができ、関係を深められることを経験することができました。

 

そして、その限界に気づいた今日この頃。

 

どういうことかというと、

「言葉で表現すること」が元々全くできなかったので、

それができた時の感動、喜びは大きいものでした。

結果、私の中で「言葉で表現すること」に対しての価値がとても大きく、

逆にそこに固執してしまうような絶対的なものとして捉えていたことに気づきました。

 

「言葉」とは限りがあり、限界があります。

どんなにボキャブラリーが多くても、駆使して並べて表現してみても、

伝えられない、言葉でも表現できない領域があるんですよね。

それはわかっていると思っていましたが、

実際の行動の出発は「言葉で表現することに価値がある」という大前提に基づいたものでした。

 

意識で思っていることと、実際の無意識の大前提が違うことはよくあることです。

そこに自ら気づくことは本当に難しいことです。

無意識ですから。。。笑

 

そこには自分以外の観点があること、自分とは違う感覚や

意見を持っている人がとても有難い存在です。

 

私の無意識の発見の多くは、やはり人との交流によって

気づいたことです。

なんでも話せる安心、安定の関係があるからできることです。

 

 

「言葉で表現すること」の認識に気づくことで、

自然に根底から変わってしまいます。

根底からの変化は見えにくく難しく感じるかもしれませんが、

結果として根底からの変化が、一番無駄がない、スピードが早い変化です。

 

1人1人の変化が、世界をつくりかえていくことにワクワクしています!

未来の希望を誰もが持てる世界へ。

 

 

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