変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

「事実」と「思い込み」を分けるとみえてくる『自分のストーリー展開』

「事実」と「思い込み」は、

全然違うとは解っているものの、

日常の中で、ごちゃ混ぜになっていて気づかないことも...!

 

 

違いをAll Zero化する技術が“認識技術”でもありますが、

違いの無い世界から、境界線を創り、分ける技術もまた“認識技術”と言えます。

これは、言い換えると、

新しい秩序を再構築することができるということです。

 

 

シンプルな整理整頓で、

考えや、現状をスッキリ「認識」することも

新しいLife Styleの一歩にも繋がります。

 

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Let's Try!!

では、「事実」と「思い込み」を分けてみましょう!

 

  例文)

  お花屋さんから出てきた女性は、キレイなお花を抱えて、

  とても嬉しそうな表情で、歩いて行きました。

 

さて、これは「事実」でしょうか?「思い込み」でしょうか?

どこが「事実」で、どの部分が「思い込み」でしょうか?

 

  解説)

  「事実」は、

  お花屋さんから出てきた女性は、お花を抱えて、歩いて行きました。

  となります。

  『キレイなお花』や『とても嬉しそうな表情』というのは、

  女性を「認識」している観察主体の基準の表現なので、

  これは「思い込み」と言えます。

 

誰が見ても『キレイなお花』というお花は存在しませんし、

『とても嬉しそう』に見えたとしても、

本人の感情は『嬉しい』が当てはまるかは解りません。

 

 

シンプルに定義してみると、

事実:客観的な解析の結果

思い込み:主観的な解析の結果

と分けることができます。

 

どんなに自分にとっては「当たり前」だとしても、

その範囲が自分だけにしか通じないこと、

自分の家族しか通じないことは、「事実」ではなく、「思い込み」なのです。

 

 

「思い込み」を見抜く

もう1つ、例文を挙げてみたいと思います。

 

  例文2)

  お花屋さんの入り口で、うろうろしている男性を見て、

  お花の贈り物をするのに、恥ずかしいのかなと、

  微笑ましい気持ちになりました。

 

どの部分が「事実」で、どこが「思い込み」でしょうか?

 

  解説2)

  「お花屋さんの入り口で、うろうろしている男性がいる」

  ことは事実ですよね。

  その男性を見て、どう思ったのか?

  それ以降は「思い込み」となります。

  「お花の贈り物をするのに、恥ずかしいのかな」は勝手な予測です。

  その自分の予測に対して、「微笑ましい気持ちになった」という

  感情が生まれています。

 

この解説を読めば、そうですね。

と、理解できるし、それが何?という感じかもしれません。

 

でも、この『勝手な予測に対して、感情が生まれる。』という思い込みは、

実は日常の中で、多くの誤解を招いたり、

争い、衝突の原因になっていたりします。

 

 

メッセージを送っても、なかなかお返事が来ない。

その事実に対して、

「嫌われているのかもしれない」と不安になったり、

「大事にされてない」と感じて、怒り出したりする人もいます。

 

事実は、ただ忙しかっただけ、とか、

送ろうと思っていたけど、忘れてしまっていただけかもしれません。

 

 

勝手な予測な判断は、自分の「思い込み」にも関わらず、

感情的になると、客観的に観察することができなくなり、

例え相手が「事実」を後から伝えてくれても、

「そんなはずない!」とか「嘘ついているんじゃないか!」と

さらに「思い込み」を展開させてしまうことも。

 

心当たりはありませんか?

 

 

「思い込み」を「事実」かのように思い込んでしまう。

 

 

自分はいつでも客観的に物事を判断しているから大丈夫!

そう思った方は、要注意です(笑)

実は無意識に、

「自分の基準が絶対正しい!」と、誰もが思っているからです。

 

 

それがダメとか、やってはいけないとか、

そういう話ではありません。

そうなる仕組みがあるということです。

 

 

それによって、自分の生きる人生ストーリーが決まっています。

どういうことかというと、

ストーリー展開がいつも「悲劇のヒロイン」になる人もいれば、

「喜劇のヒロイン」になる人もいます。

 

 

なんでいつも自分ばかり、こんな目に遭うんだ!

と、思っている人も、

実はそのストーリー展開は、自分の解析の結果なのです。

 

 

1人1人それぞれに、

自分の解析のパターン、スタイル、クセを持っています。

 

これが、仕事でも、恋愛でも、友人関係でも、

すべてのストーリー展開を彩っていきます。

 

 

まず日常の中で、「事実」と「思い込み」を分けることは、

自分の解析パターンを自覚する、理解する為に、とても有効的な方法です。

 

そして、ストーリー展開の結末が、

いつも同じ結末であることに気づきます。

 

 

実は結末が決まっています。

そこに行き着く為の、ストーリー展開だとしたら...!?

 

制限なく、自由なストーリー展開を、

いつでも、どんな環境、状況でも創っていける

そんな新しいLife Styleを「認識」できる人、増やしていきます(^ ^)

自分の思うストーリーの主人公を!