変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

判断するベースの『認識』とは?

『認識』とは?

 

『認識』とはどういうことでしょう?

何気なく使っている言葉ではありますが、

説明するとなると難しいのではないでしょうか。

 

インターネットで検索してみると、下記のような意味で説明されています。

 

にん‐しき【認識】

[名](スル)
 ある物事を知り、その本質・意義などを理解すること。また、そういう心の働き。「認識が甘い」「認識を新たにする」「認識を深める」「対象を認識する」
 《cognition哲学で、意欲・情緒とともに意識の基本的なはたらきの一で、事物・事柄の何であるかを知ること。また、知られた内容。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

 

簡単に言ってみると、

物事に「名前」をつけて「理解」し、

さらにそこに「意味」や「価値」を付けることを『認識』と言えます。

 

 

もう少し違う言い方をしてみると、

物事を「こういうもんだ」と結論づける=判断することです。

 

例えば、

「これは、リンゴだ」とか、「今日は昨日より寒いな」ということや、

「このリンゴは美味しいな」とか、

「寒くなってくると、鍋が食べたくなるな」 など、

日常の中で、私たちはたくさんのことを、

理解し、意味や価値を付けて、それを元にあらゆる判断を繰り返しています。

 

 

なんでもない日常のことで、

なんの問題も感じないと思います。

 

 

が、しかし!

ここに見えない、隠された問題があります。

 

 

何をベースにして『認識』するか?

 そんなことは考えたことも無い方が多いと思います。

何をもって、何を根拠に、私たちは

日常のあらゆる物事を『認識』して、

それによる判断を行っているのでしょうか?

 

『認識』していることがそもそも間違っていたり、

未熟なものだったり、限界があれば、

そこから「判断」することも上手くいかないですよね。

 

この『認識』のベースを知ることは、

実はとても重要なことです。

 

 

『認識』するためには、必ず「観察・観測」が必要になります。

情報データをInputするということです。

 

 

私たちが自分に情報データをInputする時、

「観察・観測」する為の道具として使うものは...

 

人間の5感覚と脳

 

人間の5感覚と脳にはどんな機能があるでしょうか?

 

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人間の5感覚

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚

人間には5つの感覚機能を使うことができます。

 

例えば、

目に見える視覚は、人間で認識できる範囲が決まっています。

 

大体、波長が380nm〜780nmと言われています。

それ以外は、赤外線や、紫外線、X線など、

人間には見えない(認識できない)ですが、

特殊な機械、フィルターを通すと人間にも視覚化することができます。

 

「無い」訳では無いけど「見えない」

 

部分的な限られた範囲の情報データであると言えます。

 

これは、他の4感覚に関しても同じように、

人間の認識できる範囲が部分的で、限られています。

 

 

脳の認識機能

各感覚から取り入れた情報データを

最終的に『認識』する機能を持っているのが脳です。

 

脳の『認識』する機能には、決まった特徴があります。

それは、私たちが日常の生活をしていく中で、

瞬間、瞬間で、膨大な量の情報を処理して、判断しなければならないからです。

 

いかに高速で、瞬時に判断できるようにという

機能になっています。

普段、脳の『認識』は自動的に行われていて、

私たちが考えなくても働いてくれているので、

どんな風に『認識』しているかと意識することはあまりありません。

 

 ◆脳の『認識』の特徴(クセ)

 ①部分だけを取る

 ②違いだけを取る

 ③過去と繋げて取る

 ④有限化させて取る


「脳のクセ(仕組み)」

 

この脳の『認識』の特徴・クセを知ることは、

脳を活用して、機能的な限界を補うことができることでもあります。

 

様々な能力開発や、自己啓発では、

『認識』した結果に対して、それを活用した方法や、

テクニック・ノウハウが多く開発されています。

 

でも、その根底の『認識』をそのままに活用しても、

結果は変わりません。

 

まずはこの脳の『認識』を理解する

『認識』の原因やプロセスを変化するアプローチをしていくことは、

形がなく、わかりにくいと感じかもしれませんが、一番の早道です。

 

急がば回れ

 

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セッションやセミナーでご案内しています。

 

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