【nTech用語集】脳のクセ
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
AI時代に必要な新しい教育、組織、チームプレイを創るため、
変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。
未来技術である “ nTech ”
出発が違うので、単語の意味も今までのイメージとちょっと違います。
わかりにくい言葉も多いというお声を頂くので、説明していきます。
脳のクセ
もう少し詳しく表現すると、
『人間の5感覚脳のクセ』と表現することができます。
情報をinputするのは、基本は5感覚機能しかありません。
視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚です。
そのinputした情報を編集・デザインする
情報処理部門が脳となります。
そしてその編集・デザインした結果を
outputしている。というのが認識する仕組みです。
どんな風に、脳が取り入れた情報を処理して、
編集・デザインしているか知っているでしょうか?
脳の処理する特徴は4つです。
①部分だけとる
全体を見ているようで、部分的にしか情報を取り入れることができません。
②違いだけをとる
脳は違いが大好き!とにかく違いを強調してとります。
好き、嫌い。大きい、小さい。正しい、間違っている...などなど
③過去と繋げてとる
常に過去の経験・体験したイメージと繋げてしまいます。
④有限化させてとる
境界線もまた脳の大好物です。分けること大好き!
言い換えると、この逆は脳が認識しにくいのです。
①部分だけとる → 全体がとれない
②違いだけとる → 共通がとれない
③過去と繋げてとる → 今ここがとれない
④有限化させてとる → 無限がとれない
脳のクセを理解することはnTechを身につける上で、必須項目です。
なぜなら、脳のクセがないと、人間は人間の宇宙を認識できないからです。
認識できなければ、存在できないので、
脳のクセがないことには、人間も人間の宇宙も存在できないのです。
いくら脳を開発しても、脳のクセの中に過ぎません。
nTechは、論理とイメージを道具に
脳(左脳と右脳)を理解・納得させながら、脳のクセを超える技術です。