「面倒くさい」に隠された未来への叫び
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
AI時代に必要な新しい教育、組織、チームプレイを創るため、
変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。
最近、 特に若い人10代、20代の方からよく聞く口癖。
「面倒くさい」
そういう人が増えているように感じる今日この頃。
言葉だけ聞くと、やる気のなさや
理解しがたい印象を受ける方もいるかもしれませんが、
そこには、未来へ通じる叫びが隠されています。
「面倒くさい」に隠された感情
どんなことが面倒くさいのか?
そう聞いてみると、その答えは多岐に渡ります。
例えば、
人間関係、働くこと、恋愛も、面倒くさい
ここまでは、予想の範囲内。
さらには、
起きることも、遊ぶのも、呼吸するのも、面倒くさい...
言ってみれば、「生きること」が面倒くさいのです。
面倒くさいを違う言葉で表現してみると、
●うまくいかないこと
●思ったようにならないこと
●意味や価値を感じられないこと
このように表現で言い換えることもできます。
なぜ、「面倒くさい人間」が蔓延しているのか?
「面倒くさい人間」が増えているということは、
そういう人を生み出す原因、仕組みが隠れています。
今の社会をみてみると、あらゆる情報が溢れています。
いいことも、悪いことも、正しいことも、間違っていることも、
すべてがごちゃ混ぜに、整理することが困難なくらい多様で、大量の情報です。
そんな中で、
学んでも学んでも、知らないこと、学ぶことは尽きないし、
どれ程勉強しても、上には上がいる状態。
一生懸命、汗水流して働いても、
なかなか貯金は貯まらず、簡単に楽に稼いでいる人たちも、たくさんいます。
個性を活かしたい!と自己開発、自己表現しても、
特別な存在になるには気が遠くなるプロセス。
AIの進化が進み、憶えること、正確にやること、今ベストな方法など、
人間1人の能力の限界を感じざるを得ません。
このような環境、言い換えたら海の中に泳いでいる私たちは
どのような感情を心深くに持っているでしょうか?
それは、
どうせ自分なんか...
やったところで、できない、足りない、無理、意味ない、価値ない
という、強烈な “ 諦め ” を蓄積しているのです。
それなのに世の中では、
もっと頑張れ!とか、我慢しろ。とか、
余計なこと考えずにやればいいとばかりに、扇動する。
そのやり方で、ワクワク、やる気が出るとはとても思えません。
やっても意味ないこと、価値のないことは、
やりたくなーーーーーーーーーーーい!!!
そんな言葉にならない叫び、やり場のない怒りが聞こえてきます。
この状態は、AIの進化に伴って、ますます加速していきます。
だから、やっても意味ないことなら、最初からやりたくないんです。
やっても価値を生み出すことができないなら、やらないんです。
そう思うのも、当然のことですよね。
でも、だからこそ、本当に意味あること、価値あることがしたい!
そんな想いに溢れているとも言えるのです。
AI時代に必要な次元の違うアプローチ
今からのAI時代にとって、
この先の社会にとって、
今の世の中にとって、
意味あるもの、価値あるものを生み出すためには、
どんなアプローチをする必要があるでしょうか?
AI時代であるこれから本当に意味のあること、
新しい価値あることをするためには、
今までとは全く違う次元へアプローチする必要があります。
今までの個人主義から、個を超えたチームプレイへ
個人の夢やVISIONを持ち、その夢を目指すスタイルから、
世界人類(75億人)に共通する夢やVISIONを持ち、
それぞれの個性を活かして、その夢を目指すスタイルへ
それぞれが自分で得られる成果、1人でも味わえる感動から、
1人では決して得られない成果、味わえない感動へ
夢やVISION、実践や得る成果、感動も、
すべての主体を個人からチームへ。
個人を強化する個人主義の時代は終わりました。
これからは、いかに個を超えて自己超越した無我個人になって、
その無我個人が連帯する“チーム”を主体にしていくのか。
世界人類、すべての人に共通する
意味、価値ある夢、VISIONを持つことです。
それが解らない、見えないことは、個人の能力や情報量の問題ではなく、
認識次元の問題です。
認識をバージョンアップするためには、技術が必要です。
そんな未来技術が “ nTech ” です。