変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

【映画】マイ・フェア・レディ

〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、

AI時代に必要な新しい教育、組織、チームプレイを創るため、 

変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。

 

私の大好きな映画をご紹介します。

 

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マイ・フェア・レディ(My Fair Lady)

1964年アメリカ合衆国制作のミュージカル映画です。

 

ストーリーとしては、田舎の花売り娘から

レディになっていくシンデレラストーリーです。

 

でも、それだけではない要素がたくさん含まれています。

こんなポイントも意識して観て頂くと、

より面白いというオススメをご紹介していきます。

 

時間・空間・存在でみる

ストーリーの中ではいろんな場面が登場します。

・イライザが生活する田舎街

・ヒギンズ教授のお家

・淑女の社交場である競馬場

・舞踏会の場

 

映画を観ていても「人」に注目しがちではありますが、

その「人」を取り巻く環境である

時間や空間に意識をすると、そこに存在している「人」が

より鮮明に浮かび上がってきます。

 

人は環境の影響を大きく受けています。

それは映画だけでなく、日常の私たちも同じことです。

あまり意識しない時間、空間にフォーカスしてみると、

また違った発見があるかもしれません。

 

 

関係性を観る

イライザに関わる何人かの男性との関係性。

これは、女性だけでなく、男性にも是非、

観て頂きたいポイントです!

 

・英語の指導をする言語学者のヒギンズ教授

・インドの方言研究家のプカデリング大佐

・貴族の令息フレディ

 

それぞれがイライザとどんな関係性を築いていくのか。

かける言葉、接する姿勢・態度、

関係性はコミュニケーションの相互作用です。

 

この3人の関係性の違いを理解できると、

どんな交流によって、どんな関係性が出来上がるのか

ということがみえてきます。

 

ヒントになるキーワードは「扱い方」です。

 

 

変化の始まりをみる

Identityとは、自分自身をどう思うのか?

イライザが、田舎の花売り娘からレディになっていくまでに

何が変化したのか?

 

服装や住む家、接する人も変わっていきましたが、

外からの刺激によって変わっていったものがIdentityです。

 

イライザは自分を田舎の花売り娘だと思っていました。

それ以外の自分をイメージしたことがなかったのです。

それが自分だと思って変わりなければ、

ずっと田舎の花売り娘で生涯を過ごしたでしょう。

 

新しい予感、発見、もしかしたら...と

今までにないイメージとの出会いは、自分に対するイメージを変えていきます。

 

根底にある自分自身に対するイメージから、

考え、感情が働き、言葉、表情、行動まで生み出しています。

目に見える変化は、目に見えない変化が成り立たせています。

 

イライザの言葉、表情、行動の変化を

どんな自分に対してのイメージが変わったのか?と観てみると、

みなさんそれぞれの、変化のきっかけもみえてくるかもしれません。

 

 

久しぶりに私も観たくなりました。

以前、この映画を題材にプチセミナーをしたことがあります。

機会ありましたら、また開催してみたいと思います。