COVID-19によって変わったこと、変えるべきこと
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
日本から、ポストコロナ時代に必要な「基準点革命」を案内し、
令和チームプレイを創建する、マインドームインストラクターの山口禎子です。
緊急事態宣言から、早くも3週間が過ぎました。
この3週間が何が変わったでしょうか?
感染者数、死亡者数
COVID-19の日本、世界の感染者数、死亡者数が、
どのように推移しているか、見てみましょう。
=日本= 4/7 →→→→→ 4/28
感染者数:3,906人 →→ 13,443人 ( +9,537人)
死亡者数: 80人 →→ 351人 ( + 271人)
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=世界= 4/7 →→→→→ 4/28
感染者数:134.6万人 →→ 300万人 ( +165.5万人)
死亡者数: 7.6万人 →→ 21万人 ( + 13.4万人)
数字だけではピンとこないかもしれませんので、
以前に起こった2つの世界的感染拡大した新型ウイルスと比較してみます。
2002年11月:SARS
中国南部広東省起源とした発症重症急性呼吸器症候群(SARS)
感染者数:8,096人 / 死亡者数:774人
(データ:2002年11月〜2003年8月、WHO終息宣言:2003年7月)
2012年9月:MERS
ロンドンイギリスで初めて確認された中東呼吸器症候群(MERS)
感染者数:2,494人 / 死亡者数:858人
(データ:2012年9月〜2019年11月、2020年1月サウジアラビアでも発症)
全くケタ違いの感染者数、死亡者数であることがわかります。
そして今もなお、感染者数や死亡者数は増え続けていて、
ワクチン開発にも時間がかかり、有効な手立てが見つかっていないのが現状です。
ライフスタイル
家の中で自粛生活になり、人と会わなくなりました。
外出と言ったら、近所のスーパー、コンビニ、ドラッグストアーに
お散歩がてら行くのみで、行動範囲が本当に家の周辺に留まっています。
カフェや食事をしたり、移動していた時間がなくなり、
代わりに、パソコンやスマートフォンを見る時間が格段に増えました。
そういう方は多くいらっしゃると思います。
Web会議サービスである「Zoom」は、
今や1日に3億人を超える利用者があると発表しています。
Web会議サービス「Zoom」を運営する米Zoom Video Communicationsは4月22日(現地時間)、Web会議の参加者数が1日当たり3億人を超えたと発表した。4月2日には2億人としていたので、約20日間で1億人増加したことになる。
私自身も、Zoomを利用して、人との交流を行っています。
最初はずっと座っていて、腰が痛くなったり、目が疲れたりして苦痛でしたが、
10日も過ぎれば、その生活にも慣れてきて、それが当たり前になりつつあります。
今までは、何気なく誘って、人とカフェで会って、交流して、
スイーツ食べながら、そんな空間や時間を楽しんでいましたが、
オンラインになって、「何気なく誘う、交流する」ことがなくなりました。
同じように、通りすがりのお店に、目的もなくフラフラ洋服や、
雑貨を見て、何気なく時間が過ぎていくことも、たまにはありましたが、
「何気なくショッピングサイトを開く」ことはなく、
欲しい物、必要な物を目当てに、検索をする時間になりました。
移動もなければ、時間の使い方も、目的もはっきりしていて、
むしろ時間の濃度が濃くなったと言うことができます。
価値観
私の場合ですが、元々お化粧はそんなにしたくない方でした。
なので、人と会わない、ほとんどマスクをしている、という状況なので、
ほとんどお化粧をしなくなりました。
着る服も、動きやすくリラックスな服を多く着ています。
家の中でスーツを着て、テレワークをしている人もいるかもしれませんが、
人が集まるパーティーや、イベントなどに参加がなければ、
フォーマルな服や、ネックレスなどのアクセサリーなどは、
今のところ必要がありません。むしろ使う機会がありません。
何が本当に価値があるものなのか、
何を必要としているのか、
コロナ以前と今では、考えていることが、変わっていませんか?
私たちは、あらゆる「変化」の中に生活しています。
これまでにもたくさんの「変化」を経験してきました。
しかし、今、起こっている「変化」は、だれも経験がないくらい、
人類史上始まって以来の「大きな変化」が起きていますし、
益々、経験のない「変化」が続いていくことと思います。
そんな中で、私たちは今までの「常識」が全く通用しなくなっています。
経験、体験したことで判断する発想や考えでは、
今、直面している問題を解決できないことは、
多くの方が、感じているのではないでしょうか。
私たちが変えないといけないことは、
今までの「当たり前」から、これからの「当たり前」に、
全く新しく変わっていくことです。
今ある「当たり前」「常識」は、どこから始まったのでしょうか?
その出発に戻って、始まりの一歩を変えていく必要があります。
多くの方と、その出発からの「変化」を
人類史上初チャレンジしていけたら、嬉しいです。
この最大の危機を突破していきたいチャレンジャーの方と、
お会いできることを楽しみにしています。