「失敗」に対する不安、恐れはどこからくるの?
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
AI時代に必要な人づくり、組織づくりを実現するため、
令和ライフスタイルを提供するCallingerの山口禎子です。
失敗をすることに恐れがある日本人。
皆さんはどうですか?
「失敗」はできればしたくないと思う人は少なくありません。
でも、失敗なくして、成功なしというように、
失敗を通過して、その先に成功があるといっても過言ではありません。
失敗に対して恐い、したくないという想いは、
どこからくるのでしょうか?
人それぞれ、育った環境によって、また、
経験してきた出来事によって、「失敗」に対してのイメージが創られます。
そのイメージはバラバラなので、
1人1人が違う理由によって、「失敗」に対してのイメージが悪いと言えます。
もう少し、掘り下げてみると、
違いの奥には、「日本人」という共通する「失敗」のイメージがみえてきます。
私たち「日本人」は、集団で経験している衝撃的な出来事があります。
世界の中で、唯一経験している原爆。
白人至上主義にNoを突きつけて、欧米と衝突した戦争。
戦場になっていない本国に対して、焼夷弾、さらに原爆を投下され、
徹底的に攻撃されて、戦争が終わりました。
アジアの近代化を目指して、ひとつのアジアになりたかった日本が、
その願いが叶わなかった時、叶わないどころか、
多くの犠牲者を出してしまったという「失敗感」
挑戦したことが叶わなかった時、
大きな犠牲を生んでしまうイメージが、ここから創られています。
失敗すると、どんな気持ちになりますか?
申し訳なさや、迷惑かけた罪悪感など感じる人が多いです。
それはどこからくるでしょう?
戦争が終わった時、日本人の中には無意識深くに刻まれてしまった「罪悪感」
その気持ちが戦争をしたことの後悔や、
周りの国への申し訳なさへ繋がっていたり、
いろんな想いをその当時から1人1人に蓄積されてきました。
そして、親から子へ、そのまた子へと受け継がれているのが、
今の私たちの世代です。
「失敗」することの不安や恐怖は、
1人1人の性格の問題でも、親の育て方の問題でもありません。
それは日本人が持っている共通の無意識です。
そこから解決しないことのには、
無意識を克服することはできません。
日本人は、集団でもっている無意識を、
集団で解決していく必要があります。
nTechは、集団の悟りを可能にさせる技術です。
個人の問題を個人でなんとかできる時代は終わりました。
繋がっている問題だからこそ、個人を超えて、無我になって、
集団を主体にして、問題解決する英雄集団。
今の時代に生きている日本人みんなが、
英雄集団の一員として生きる生き方ができるのです。