「反骨精神」が、どのように創られたのか? <前編>
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
AI時代に必要な人づくり、組織づくりを実現するため、
新しい変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。
私の特徴の1つである「反骨精神」
よく「なんでそんなに頑張れるの?」とか、
「どこからそのパワーが生まれるの?」と言われたりします。
自分を知り、人に伝えることで、
人間関係が深まったり、コミュニケーションが変わっていきます。
私のこの「反骨精神」が創られてきたプロセスを参考に、
皆さんの特徴を理解するきっかけになればと思い、紹介していきます!
育ててきた反骨精神
「普通」「当たり前」「常識」に対して、
小さい頃から、なぜか私の感情は反応していました。
この反応は、“良くも、悪くも”です。
日常でよく感じていた感覚としては、
自分が思う「普通」を、強く主張したくなる
相手の「普通」に対して、強く反発したくなる
世の中の「当たり前」「常識」に対して、ぶち壊したくなる
具体的なこととしては、
家では、亭主関白なタイプの父だったので、父の言うことが絶対でした。
お友達同士で遠出すること禁止。
コーラー飲むのも禁止。
お友達の家に泊まるのも禁止。
小学校、中学校、高校、社会人になっても、門限までに帰らないといけない。
などなど...
とにかく、ダメなこと、制限がたくさんありました。
父からの制限で、
諦めたこと、悔しい想いをしたことも多々ありました。
- お友達同士で行くはずだった遊園地を、泣く泣く断念しました。
行けなかったのは、私だけ。 - 遊んでいて盛り上がって居たとしても、門限に間に合うように、
先に抜けて帰らなければならないこともしばしば。
でも反対に、
なんとかして突破しようと、あの手この手でチャレンジしていきました。
- お友達同士で出かけることを近場から、少しずつ距離を伸ばしていきました。
- コーラは飲んでみたくて、隠れて飲みました。
- 門限を破ってでもお友達との時間を優先する時は、覚悟して怒られました。
- パン職人になるため、就職先が通える場所ではなく、
禁止と言われていた一人暮らしを決行するため、先に家を決めました。
と、「普通」に対しての反発と、
制限や反対をする父のお陰で、反骨精神に火がついて、育てられました。
こうして着々と「反骨精神」を身につけていきました。
ただ、この特徴自体は、良いも悪いもないものの、
いろんな場面で反応が出て、感情が強く出てくるので、
その条件や、状況が自分では解らず、
コントロールできないことに困っていました。
それは社会人になってからの話です。
自分の持っている能力を発揮するには?
「反骨精神」を身につけて、良いこともたくさんありました。
仕事において、大変なこと、人が嫌がること、
人が逃げ出したくなることでも、逆に燃え上がり、取り組むことができたり、
上司や他の部署などいろんな立場の人に対して、
必要以上に下のポジションになったり、上下を強く意識せず、
自分の意見を伝えることができたり。
逆に悪いことは、
意見の違いで対立がある時、
相手の論理に納得できなければ、自分の正しさを押し通そうとしたり、
目の前の突破には集中しやすいですが、
長期的な目標を立てて、着々と取り組んでいくことに苦手意識があったり、
必要以上に仕事を請け負って、大変な状況を自ら創っていたり。
なぜ自分がこのような「反骨精神」を持つようになったのか?
それはわからないまま、コントロールもできずに社会人を過ごしていました。
そのきっかけ、プロセスを理解すると、
それは、コントロールできる道具になる。
それはnTechで、気づいたことです。
自分の持っている特徴は、使い方次第で、
良くも悪くもなる道具。
それをコントロールできれば、用途、機能によって
活かすことができます。
そのヒミツは、次につづく...