やる気、モチベーションの違いはどこから?
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
AI時代に必要な新しい教育、組織、チームプレイを創るため、
変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。
チーム、組織の中で、
やる気、モチベーションが高いメンバーもいれば、
低いメンバーもいます。
同じように接して、同じ情報を伝えて、
同じ知識を持っているとしても、人によって違いが生まれてしまう。
そんな、やる気、モチベーションの違いとは、
いったいどこから生まれてしまうのでしょうか?
①仕事、プロジェクトに対しての捉え方
まず、大前提にフォーカスを当ててみましょう。
取り組む仕事やプロジェクトに対して、どう認識しているのか?
やる気、モチベーションが高い人、低い人で
仕事、プロジェクトに対してどんな意味や価値を感じているのか?
例えば、やってもやらなくても、何も変わらない事だとしたら、
やる気、モチベーションを高く持つ事ができるでしょうか。
逆に、やったらやっただけ、人に喜ばれる事や、
世の中に貢献できると感じられる事だとしたらどうでしょう。
また、やることを通して、懸念や限界ばかりを蓄積していくのか、
それとも、自分の可能性が、業界の可能性が、
人の可能性が広げていけるものだと感じられたら...!
人は自分がやる事に対して、意味や価値を感じたいと思っています。
また、そこにどんな可能性を感じられるのか、
言い換えれば、“どこにフォーカスを当てる事ができるのか”です。
物事には、無限大の解釈ができます。
良くも悪くも、意味があるものとも、無いものとも、
価値も、可能性もそうです。
すべては自分自身の解釈に過ぎません。
ただ、無理やり良く思い込もう、意味、価値があるものと解釈しようとしても、
それは限界があります。
解釈は「自分自身をどう思うのか」そこから生まれています。
自分自身をどんな存在、どんなキャラクターにセッティングしているかで、
生まれてくる解釈が全く変わってしまうのです。
②勝利への道
行きたいゴール、得たいゴールに対して、
何をどのようにすれば、そこにたどり着ける!というように
明確に道筋が見えているのか?ということです。
そして、どれだけその道筋に間違いない!と確信できるのか
それによって、やる気、モチベーションが変わってしまいます。
感覚的な方なら、
「道は見えなくても、根拠のない自信があります!」
そう言われる方が時々いらっしゃいます。
そんな直感や感覚を重視するのもいいですね!
ただし、調子がいい時には...という条件付きです。
直感、感覚だと、調子がいいのも悪いのも、
その理由や根拠が曖昧で、ご自身でも解らないという方が多いです。
そうなると、環境の変化、条件、状況によって、
また、自分の調子、体調によって、変わってしまうことも多く、
調子がいい時はいいのですが、調子が狂ってしまうと、
調子を取り戻すのに、時間が掛かることも少なくありません。
個人で完結することに取り組んでいれば、
仕事の進行に大きく関わってしまいますし、
チームであれば、周りに影響を良くも悪くも与えてしまいます。
道筋は具体性や根拠があればある程、
より確信が深まる事にも繋がります。
“確信が深めていける”
継続的に取り組むことには特に必要なキーワードですね。
③得られるゴールに対して
①②があっても、やる気、モチベーションを高く持てないことがあります。
それは、取り組んで得られるゴールに対して、
本当に得たいゴールであるかどうかです。
そのゴールがどうしても得たいものなのか、
または、そこにワクワクするのか。
それがどんなに世の中に必要なもので、貢献できるものでも、
どれだけ得られたら人にうらやましがられることでも、
あなた自身がワクワクすること、得たいものでなければ
「ねばならないこと」に過ぎず、逆に苦しくなってしまいます。
世の中にとっても、組織にとっても、チームにとっても、
相手にとっても、あなた自身にとっても喜べる、ワクワクする、
意味、価値、可能性に溢れるものであれば、最高ですね!
そんな一貫性を持った生き方が、魅力的な働き方にも繋がります。
いかがでしょうか?
あなた自身または、チームのメンバーは①②③はどうですか?
チームであれば、メンバーへこの内容を質問することを通して、
交流して、関係を構築していくこともいいですね。
結果に対しても交流は必要ですが、
根っこに対しての交流は、お互いの理解、関係を深めていけるので、
そんな交流もチャレンジしてみてください!