変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

ティール組織を実現するキーワードとは?

〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、

AI時代のチームプレイを実現するため、 

新しい変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。

 

最近、よく聞くようになった単語

ティール組織」

 

組織改革に関わる人、

個人の限界を突破しようとする人、

チームプレイを創っていこうとする人、

新しい時代の関係性、チームプレイに関心のある人、

こういった方には、お馴染みのキーワードではないでしょうか。

 

私の理解の範囲ですが、簡単に概要をご紹介させて頂きます。

f:id:yoshikoyamaguchiblog:20181012161110j:plain

ティール組織とは

ティーというのは、色の名前です。

今までの組織の特徴を、色分けして表していて、

これからの新しい組織の枠組みが「ティール」という5段階目の組織です。

 

これまでの4段階の組織とは、

まずは、RED(レッド):オオカミの群れという名前が付いています。

力による支配的な組織で、時間軸でいえば、短期的な思考と整理されています。

 

次の段階が、AMBER(琥珀):軍隊

特徴としては、長期的な展望を持っていて、

階級的ヒエラルキーに基づく役割分担がはっきりしている組織です。

 

ORANGE(オレンジ):機械

イノベーション、科学的マネジメントを用いた実力主義的な組織です。

達成型とも言われ、社長と従業員というヒエラルキーで成り立っています。

 

多くの企業、特に大企業は、このオレンジ型組織だと言えます。

でも、この組織では、トップダウンで設定される目標を

達成することに追われている状態で、

1人1人のやる気、モチベーションが続かない限界があります。

 

そこで出てきたのが、GREEN(グリーン):家族

多様性と平等を重視して、1人1人の意見を取り入れる

ボトムアップの意思決定する組織です。

自分の意見が反映したり、アイディアが形になったりと、

1人1人がやる気、モチベーションを持ちやすい面もありますが、

多くの意見にカオス状態となり、収拾がつかないといった問題もあります。

組織としての意思決定が遅いのも、この組織の難点です。

 

これらの問題、限界を解決した新しい組織が

TEAL(ティール):生命体

信頼で結びつき、指示命令系統がなく、

自らの判断、選択によって、成り立つ組織です。 

 

TEAL(ティール)組織、3つの要件とは

1つ目

進化し続ける組織の目的

ティール組織のほとんどは、中長期的な計画を持たず、

「方向性」を持って、常に自分たちがどうあるべきかを

それぞれが考えて、自主的に動いていくのです。

 

2つ目

自主経営、自己経営 −セルフマネジメント−

これまでの意思決定が、上長に「承認を得る」ことか、

会議にかけて「みんなで決める」ことで決めるのであれば、

ティール組織では、他の誰かから助言は受けるものの、

最終的な判断、決定は自分で決めるというものです。

自由な発想とアイディアで企画を出し、その分も責任も伴いますが、

階層構造や上下関係に左右されることなく意思決定するのです。

 

3つ目

全体性を持った個人 −ホールネスト−

全体性の発揮できる個人として、

個人的な不安や気になることを、ありのままチーム、組織に

打ち明けることができ、組織として寄り添いながら、変化、成長していきます。

全体のイメージから、その一部分である個人と理解している状態です。

 

ティール組織、とっても理想的な組織ですよね!

1人1人が方向性を探求して、全体性を持った個人として、

言ってみれば、全員が経営者の視座を持って、それぞれが自らの判断と

選択による行動で、成り立って進化し続けていく組織。

 

とはいうものの、部分的に取り入れたり、成功している企業は

ありますが、この3つの要件を叶えている組織は、

今のところ存在しませんし、概念がわかっているだけで、

再現性を持って、どう創っていくのかということは、確立されてはいません。

 

思考は現実化するとはいうけれど...

思考は現実化すると言いますが、

例えば、「全体性を持った個人」として、

全体を見ることができるでしょうか?

 

経験、体験の範囲に留まらず、

組織、会社だけでもなく、業界、時代の流れ、方向性、

宇宙自然の法則、メカニズム...

どこまでが全体でしょう?

 

そもそも、全体のイメージを持つことが難しい

人間の機能的な問題もあります。

 

それは、人間の脳の認識のクセです。

※脳の認識のクセについて、詳しくはコチラから ↓ ↓ ↓

【nTech用語集】脳のクセ - 変化の始まりは “ 認識 ” から

 

また、ティール組織では、それぞれがありのままの意見や発想を

出していくことが特徴的で、それによって階層や、上下関係なく

組織を進化させていける。とあります。

 

ではイメージしてみてください。

1つの議題、テーマに対して、

あらゆる部署や、役割立場の人が

それぞれに思う意見を、ありのまま出し合ってみる。

 

このシチュエーションで、いいイメージを持っている人が

どのくらいいるでしょうか?

 

それぞれが違う意見を言って、収拾がつかず、まとまらない。

違う意見に摩擦、衝突が起き、人間関係も崩れていく

などなど、

人間関係において、役割や立場の違いを超えて、

関係性がうまくいくことを、どのくらいの人が経験しているでしょうか?

 

 

イメージ(思考)できなければ、現実化することはできません。

でも逆に、イメージ(思考)することができれば、

現実化していくことができるのです。

 

 

全体、または共通のイメージとは、

脳の認識のクセの外にあります。

 

脳の認識のクセの範囲であれば、

部分だけ、違いだけを取ってしまう、摩擦、衝突が終わらない世界です。

でも、そこから自由になった世界では、

融合と相乗効果をうむ、

違いを活かし合える共有土台を共有することができます。

 

ティール組織実現のキーワードは、

『脳の認識のクセの克服』

 

実は、全てが脳の認識のクセをベースにした上に成り立っている

これまでの人類歴史でした。

この問題を解決できることは、

今までとは全く違う、新しい人類歴史が始まっていくことに繋がります。

 

チームプレイ、団結は日本からそのモデルが誕生します。

いち早くそのことに気づき、

一緒に世界を創り変えていける日本にしていきましょう!

 

f:id:yoshikoyamaguchiblog:20181127135821p:plain

 

脳の認識のクセを克服する技術“nTech”は、

AI時代に必要な未来技術です。

詳しくは、NR JAPANのHPからご覧ください。

www.nr-japan.co.jp