変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

伝えたいけど、伝わらない!人に正しく伝えるために必要な5つのステップ

〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、

AI時代のチームプレイを実現するため、 

新しい変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。

 

皆さんは、人に伝えたいメッセージがありますか?

 

伝えたい事があることは、とても素晴らしいことですね。

それが無くても、今は気づいていないだけで、

必ず1人1人の中にメッセージは眠っています。

そんな方も是非、焦らず見つけてみてください。 

 

伝えたいメッセージがある方も、ない方も、

日常の何気ない会話の中や、職場でのコミュニケーションの中で、

伝えたいことが伝わらない。解ってもらえない。

そんなことは、よくある日常ではないでしょうか。

 

伝えたいことを相手に正しく伝えるためには、

何が必要でしょうか?

今日はこれをテーマに整理してみたいと思います。

 

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人に正しく伝えるために必要な5つのステップ

ステップ1「伝わらない仕組みを知ること」

まず、大前提に『人は話を聞いていない』ということです。

人は1人1人器を持っているとイメージしてみてください。

この器は、経験・体験によって作ってきた器です。

なので、同じ器を持っている人は1人もいません。

 

人の話を受け取る時、必ずこの器に当てはめてしまうのです。

例えば、

大判焼きの型をもっているAさんと、

たい焼きの型を持っているBさんがいます。

 

Cさんから話を聞いて、聞いた話が生地だと思ってください。

大判焼きのAさんは、その生地を自分の型で受け取ります。

その結果、大判焼きが出来上がります。

 

同じようにBさんも、自分の型で受け取ります。

その結果、たい焼きが出来上がります。

 

同じ話を聞いても、受け取る器で変わってしまいますし、

自分の器に合うように、積極的に部分だけを受け取って、

思いたいように思ってしまうのです。

→これは人間の脳の認識のクセによるものです。

 ※【nTech用語集】脳のクセを参考にされてください

 

ステップ2「受け取る器の作られ方、作り方をマスターすること」

1人1人が持っている器。

これは、人それぞれが知らない内に作られているものです。

生まれてから今までに、どんな環境で、どんな条件で、

どんな人と出会い、どう交流して、どんな関係性に触れてきたのか。

言ってみれば、その人の経験・体験したことを通して作られているものです。

 

だから、誰も同じ人はいないのです。

 

知らない内に作られているものなので、

どんなプロセスで今の器になっているのかを、知らない状態です。

無意識になっている為、自覚することが難しく、活用することができません。

 

作られ方が解れば、作り直す事ができます。

器を自由自在に作れる事を知り、その技術をマスターすることが必要です。

→「器」を少し具体的に人に当てはめてみると解りやすいです。

 ※【nTech用語集】マインドームを参考にされてください。

 

ステップ3「経験・体験を客観的な仕組み、構造で整理すること」

話を聞く時に、経験・体験によって作られた器で

受け取っているというお話をしてきましたが、

それによって、話を共有する共通の土台を持つ事ができません。

 

例えば、

20代の方の就職活動と、今の50代の方の就職活動は、

同じ就職活動という経験ですが、イメージや考え方が違いますよね。

世代が同じだとしても、苦労した人と、すぐに内定をもらった人では、

「就職活動」という言葉を聞いた瞬間に、

頭の中でイメージする発想が全く異なります。

 

このように、それぞれが経験・体験をベースにした言葉を使って、

人にイメージや考え方を共有しようとするので、

なかなか話が噛み合わなかったり、

イメージがズレていたりという事が多発します。

 

また、50代の方の経験・体験をそのまま伝えても、

今の時代に合わないことも、たくさんあります。

時代の変化が激しい分、今までの常識が通用しないのは言うまでもありません。

 

主観的な経験・体験を伝える事から、

客観的な仕組み・構造で伝える事が求められています。

 

客観的な仕組み・構造とは何でしょうか?

人が変わっても、内容が変わっても、役割が変わっても、時代が変わっても、

変わらない普遍的なメカニズム・法則に気づくことです。

目で見ては見えないメカニズム・法則を「観る」

これがAIを超える人間の能力でもあります。

→AIを超える人間にしかできない能力を身につける時代です。

 ※【nTech用語集】人間性能 こちらを参考にされてください。

 

ステップ4「受け取る器をリセットしながら、作りながら伝えること」

受け取る器の作られ方、作り方が解らないと、

この話はなかなかイメージがしにくいかもしれませんが、

どんな器か?で内容が決定されてしまうので、とても重要なステップになります。

 

相手に器をセッティングする技術。

それがあれば、伝えたい事を伝えることができ、

理解して欲しい結論を、正しく理解してもらう事ができます。

 

nTech(認識技術)でできることの1つです。

 

ステップ5「どう受け取ったかを確認すること」

相手に伝えたら、伝わっていると思っている方がいます。

それは大きな間違いです。

ステップ1でもお話したように、人は自分の器に合わせて、

積極的に部分的に受け取ります。

悪気は無いのですが、思いたいように思ってしまうのです。

 

伝わったかどうかを確認する。

これはとても重要なステップです。

 

伝えたつもりで伝わっていなかったら、

イライラしたり、悲しくなったり、

伝えることを諦めたくなったり、絶望したり。

でも、これが「伝えたつもり」であれば、

自分の勝手な思い込みに過ぎません。

 

 

伝えること、受け取ることの仕組みを理解して、

本当に伝えたいメッセージが

相手に伝わるように、日頃から取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

取り組んでみたいけど、どうすればいいか解らないという方は、

お気軽にお問い合わせください。

1人1人の伝えたいことが伝わる社会に。

一緒に創っていきたいと思います。

 

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