変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

My プロフィール②【出会い編】

韓国人であるNohさんとの出会い

2002年4月でした。

慣れない日本語で話してくれたNohさんの言葉。

Nohさんは言いました。

 

「変えられるものは1つしかない。

 それは、“自分自身をどう思うのか” それ以外は変えられないよ。」

 

今まで考えたことのない言葉でした。

その言葉に希望を感じました。

 

私はどんなに変わりたくても、

何をどう変えていいかが解らず、悩んでいました。

使う言葉、やり方、環境、出会う人、考え方など

変えても変えても変わらなかったのが、まさに

「自分に対しての“劣等感”と“自己嫌悪”」だったのです。

 

ー 変われるかもしれない! ー

 

その期待と予感を胸に、

私は、Nohさんが教える教育プログラムに参加しました。

 

 

自分の現在地を知る

今の自分は、今までの選択を繰り返してきた結果ということができます。

人は、誰もが自分の人生すべてを決定している

選択、判断する「基準」を持っています。

 

人は、

①自分がどんな基準を持っていて、

②その基準がどのように作られたのか

知らないまま生きています。

 

私もその1人であることを確認しました。

 

私のすべてを選択、判断する「基準」は、

4歳の時に始まります。

 

ある晩、4歳の私は、母と一緒にベッドで横になって、

本を読んでもらっていました。

 

そこに5つ上の長女が「ママ、ママ」と

だだをこね始めました。

危険を察した私は、母の腕にしがみついて、

「ママ行かないで!」

と、渾身の力で必死に抵抗しました。

 

泣き叫んで、精一杯の思いを表現したにも関わらず、

母は姉のところに行ってしまいました。

 

その時、私は思いました。

「私は一番にはなれないんだ」

それが自分なんだと、強烈に決めつけてしまったのです。

 

「一番になれない」ということは、

「誰かより必ず劣っている自分」という劣等感。

そして、「今の自分のままではいけない」ような自己嫌悪。

 

すべての考え、感情、言葉、行動、関係構築が

この「基準」から出発していました。

 

だから、能力を身につけて、

人の役に立とう、必要とされようと頑張ってきた人生だったのです。

 

自分のこれまでの人生すべてが

強烈に決めつけた自分自身のImageから生まれていることが

きれいに整理でき、理解することができました。

 

幼い頃のボキャブラリーも少ない

よく解らない中で決めた「自分に対してのImage」

それを、何十年も繰り返し、繰り返し、

今もなお、その「基準」で生きている...

衝撃的でした。

 

 

つづく