変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

点の秘密を知ることは、自分を知ること、宇宙を知ること

〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、

令和ライフスタイルで、AI時代に必要な人づくり、組織づくりを実現する、

マインドームインストラクターの山口禎子です。

 

9月というと、私の父の命日があり、

いろんなことを振り返るタイミングでもある月です。

 

自分の過去に作られたアルゴリズム

考え、感情のこのアルゴリズムを無意識から意識化した時に、

癒される感覚を最近、感じられました。

それは根底の一番深い、私の当たり前過ぎていつも持っていた、

でも、言葉にしたことのないその感情との出会いがあったからです。

 

その感情は、「淋しい、孤独感」

 

私の家庭は、父、母、姉2人で、私は三姉妹の末っ子と、

一見したら、孤独を感じるような環境ではありません。

実際、家は賑やかで、よく家族で出掛けたり、ドライブに行ったりしていました。

 

でも、私の中にいつもあったのは、「孤独感」

1人ぼっちのような、とても淋しい感覚です。

周りに人がいたとしてもです。

 

なぜ、そのように感じるようになったのか。

それは、母との関係、そして父との関係からでした。

 

小さい子供にとって、母親というのは、無条件大好きな存在です。

私は末っ子ですが、姉2人がとにかくわがままでした。

 

いつも母を困らせている様子を見ていて、

私は母を困らせてはいけないと、いい子にしていました。

 

そして、母からの言葉「よしこは手がかからなくて、いい子ね。」

そんな褒め言葉が嬉しい訳がありません。

 

「本当は違うのに...」

 

そんな気持ちを言葉にすることもできず、

何も答えることもできないで、いい子にしているしかありませんでした。

 

母を姉たちに取られてしまった私は、

父にその代わりを求めました。

 

父は末っ子の私をとても可愛がってくれました。

でも、いつもは子煩悩で優しい父ですが、

お酒を飲むと、母に対して怒鳴り、暴力をし、家の襖や障子を壊し、

食卓にある食器を壊したりと、感情的なタイプでした。

 

子供たちに手を挙げることはなかったけど、

父の怒鳴り声や母の悲鳴が聞こえてくると、

怖くて、怖くて、布団に被って、耳を塞いで聞こえなくなるのを待つ。

そんな夜を何度も経験しました。

 

ある日、父の暴力から母が子供部屋へ逃げてきました。

父は感情が収まらず、追いかけてきて母に対して怒鳴って部屋へ戻りました。

私のベッドに入った母がいることで、

また怖い思いをするかもしれないと、私は母を自分のベッドから追い出しました。

そして電気を消して寝ていたら、また父が子供部屋にやってきました。

父は私の隣に母がいると思い、暗闇で布団の上から殴ってきました。

私は母に間違われて殴られました。

ビックリして、怖さに泣き叫びました。

父も母もビックリして、父はさらに母に対して怒鳴っています。

私はとにかく怖くて、怖くて、泣き叫んでいました。

 

そこで父の留めの一言

「おまえもいつまでも泣いてるんじゃねー!!」

私に対して怒鳴りました。

 

泣き叫んでいた私はその瞬間、ピタッと泣くのをやめました。

泣いてたらヤバイと思って、溢れる感情をぐっと押さえこんだのです。

 

本当は怖かっただけなのに、

誰もそれをわかってくれない_____

 

私にはいつもそんな想いがつきまとっていました。

淋しくても、大変でも、辛くても、苦しくても、

それを人に相談したり、その感情を表現することはありませんでした。

むしろそれに気づかれないように、

大丈夫なように、なんでも自分でできているように、見せていました。

 

なので、人が思う私と、本当に思っている私の姿は

結構違っていたと思います。

表面的なところを褒められたり、「明るくて、悩みなさそうだな」

「いつも元気だね」と言われる度に、

 

「この人も私に騙されている。本当の私を知らない。わかってくれない人」

と、少しバカにするような気持ちで相手を見ていました。

 

私は存在を無視されたりしたことはありません。

周りにはいつも人がいて、

楽しんだり、協力してくれたりする仲間もいました。

でも、本当の自分の心を無視されているような、

どこか埋まらない孤独感がずっとありました。

 

そこに気づいたことが、癒しでした。

そして、その淋しい孤独な根底の感情一点から、

自分と自分の宇宙が創られていた一連の流れが映画のように観えた時、

その点の外に出ることができました。

 

点の生まれる仕組み、

点の秘密を知ることと、

自分の根底の感情を癒し、新しい宇宙を創ることが繋がっています。

 

Personal Univers

1人1人が自分の宇宙を創ったり、壊したり。

人間が神の力を得るというのは、

DNA操作や、感情をコントロールする力ではなく、

自分の宇宙を統制、コントロールすることなのです。

 

自分で選択したこの目の前の映画を、楽しむ令和ライフスタイルが

今ここから始まっていきます!

 

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