三井高俊さんから学ぶ、時代を変える“すべてを手放した勇気ある決断”
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
AI時代に必要な人づくり、組織づくりを実現するため、
令和ライフスタイルを提供するCallingerの山口禎子です。
すべてを手放す勇気ある決断。
それは新しい時代をつくる時、時代を新しく変えていく時に、
そういう場面に遭遇するのだと思います。
江戸時代から明治時代。
この変化は本当に大変化です。
服装や生活、社会制度も変わってしまいました。
Noh JesuさんのBlogで紹介されている三井高俊さん。
私はNohさんのBlogで「こういう方がいらっしゃったんだな」と
初めて三井さんという存在のことを知りました。
そしてもう少し知りたいなと思って、ネットで検索してみましたが、
ほとんど情報がありません。
日本人にも知られていない、検索でもほとんど出てこない。
そのような日本人の物語を知れたということは、
奇跡のような出会いだと思います。
でも、Nohさんが日本に対しての想いがあるからこそ、
出会えたということもできるでしょう。
ご存知の方がいらっしゃれば、是非、情報を教えて頂けたら嬉しいです。
NohさんのBlobの中で登場する三井さん。
士農工商という階級制度があった頃、武士から商人になった方だそうです。
当時、どのくらい自ら低い身分を選択した方がいたのかは
わかりませんが、簡単にできることではありません。
三井グループの起源を開いた三井高俊の物語を聞いた時、私はとても感動しました。1600年代、徳川家康による戦国時代が終わり、平和な時代に入ろうとする頃のことです。彼は、武士を廃業して刀と自らの身分を捨て、士農工商という階級制度の最上位である武士から、最も低い商人を選び、醤油やお酒を製造販売するビジネスマンに生まれ変わるのです。その後、明治大正期では三井合名会社を頂点とするコンツェルン体制を確立し、戦後の米軍支配のときには、200社余りに分社し、全世界で3万人を雇用する大企業、三井グループにまでなったのです。すべてを捨てて手放す三井高俊のような精神は、日本の文化文明の中に、日本人の心の中に深く根差しており、勇気と知恵が詰まっていると感じます。
令和という新元号に寄せて シリーズ ⑪ 真の信念と不動心の塊・侍ジャパンで、“やっと始められる”令和時代をひらこう - Noh Jesu 公式ブログ|ティール(teal)組織の進化版「Dignity ティール組織」のイベントを開催中
すべてを手放すことは、とても勇気が必要なこと。
でも、それを選択、決断する想いとVISION、確信があれば、
踏み出すことはできると思わせてくださるエピソードです。
明治維新を成功した当時の日本人。
きっとこのような想いを持った人たち、
侍の精神を持って、先見性を持った素敵な人たちが
たくさんいたんだろうなと想像します。
人知れず、偉業を成し遂げた先人たちに感謝です。
今、江戸から明治に変わるよりも、
もっと大きな変化を経験するであろう時代の変革期だと思います。
今までの常識では考えられないような、ありえない選択を迫られています。
みなさんは、すべてを手放して選択する勇気がありますか?
選択した先にある未来にワクワクしながら、
チャレンジしていくことを楽しんでいきましょう!