日本人の共通② 感情は出さない
〜変化の始まりは“認識”から〜をキャッチフレーズに、
AI時代のチームプレイを実現するため、
新しい変化スタイルを提供するCallingerの山口禎子です。
日本人に共通している特徴から、
日本を知り、自分を知り、変化のきっかけになればと、
シリーズで整理してみたいと思います。
日本人共通と言っても、1人1人もちろん違いはあります。
当てはまらない人もいると思いますが、
日本社会の中では、多くの人が共感できて、またそれを求められるような特徴。
当たり前過ぎて、気づいてないこともあるかもしれませんね。
感情を出さない・表現しない
多くの日本人が共感する特徴ではないでしょうか。
私も大きくうなずく1人です。
私の父は逆に感情をコントロールする事ができず、
よく人とトラブルになったり、
家では障子が壊れたり、食器が割れたり。
そういう怒りや感情を表に出す大人を、
父以外にあまり見かけた事がないので、
父のような感情を出す人の事は、人とは違う。
恥ずかしいと思っていました。
感情的な人に対して、冷めた感じになる。
これも、日本人に共通する特徴です。
熱く、一生懸命な人に対して、バカにしたり、
足を引っ張ったりする考え、感情、言葉、行動、関係構築を
繰り返してきた日本の慣習があります。
日本人の根底にある感情、それは“悔しさ”です。
映画「プライド」という東京裁判をテーマにした映画を観た時、とても衝撃的でした。
A旧戦犯と判決を受けた1人として、
表情1つ変わらない。
それも感情を出さない日本人の象徴のように思いました。
その毅然とした姿に、外国の人から見たら、
異様な光景のような、あり得ない精神状態に映っていました。
この戦争が間違えていたということも、
正しかったということも、
どちらとも言えなかった、その状況。
悔しい想いを押し込めてきた日本から、
全く新しい日本へと、大反転していく8.15。
明治維新150周年の2018年に!