変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

「できない」ことを「できる」ようにする仕組み・プロセス

仕事やプライベートなどで、

「できない」ことを「できるようにしよう!」と思った時、

どのようなプロセスで、「できる」ようになるのか。

 

日々、どんなトレーニングを習慣化することによって、

「できる」ようになっていくでしょうか。

 

また、後輩や部下に対して、

「できない」ことを「できるようにする」為には、

何を繰り返し、どんなトレーニングを習慣化することを促して、

「できる」ようにさせているでしょうか。

 

 

この投稿では、「できる」という『結果』ではなく、

「何によって、どんな習慣化によって」という

『仕組み、プロセス』に注目して、まとめてみたいと思います。

 

「経験・体験」の蓄積による「量」から「質」

繰り返しの習慣化、トレーニングによって、

つまり、「量」の蓄積によって、

「質」が生まれるということは、間違いありません。

 

新入社員として入社したAさんの話を例にしてみたいと思います。

 

Aさんは、配属された部署で、まず「電話応対」を

できるようにと任されました。

 

この部署では、毎日、社内からも、社外からも、

様々な数多くの電話が掛かってきます。

正しく聞き取り、要件を確認し、的確に判断して、

対象の方へ取り次いだり、留守をお伝えして、折り返しの対応を行ったり、

お問合せに対して応対したり、判断の付かないものは上司に確認したり…と

できる人には何でもない事も、

初めてするAさんにとっては、解らないことばかりです。

 

実はAさん、電話に対して苦手意識があり、

特に「いつ、どんな電話が掛かってくるか、解らないこと」に、

「不安と恐怖」を感じていました。

 

最初は、電話の音にビクビクしながらも、数多くの電話に実際出て、

繰り返し、繰り返し、受け答えをしていきます。

 

聞きなれない名前や商品名に、何度も聞き返して、相手を怒らせてしまったり、

ヒアリングする情報が足りなくて、上司に二度手間をさせてしまったり...

数々の失敗や、指摘を受けながら、「経験・体験」を蓄積していきます。

 

そうすると、

どんな点に注意しないといけないのか、

どこまで確認をして、情報をヒアリングしないといけないのか...など、

法則性やパターンが蓄積され、判断する基準が作られていきます。

 

多くを「経験・体験」することで「判断」ができるようになり、

「不安と恐怖」は薄れ、電話応対をすることができるようになりました。

 

ここまで、ごくごく当たり前の話ですよね。

何の変哲もない、よくある日常に思いませんか?

 

 「経験・体験」の蓄積による問題点

ここで、「経験・体験」の蓄積による問題点を

考えてみたいと思います。

 

新入社員Aさんは、電話応対に対して、「不安と恐怖」を感じていました。

 

その中で、半ば強制的に、電話に出ざるを得ない状況・環境を設定して、

取り組んでいき、繰り返し、繰り返し「経験・体験」していきます。

 

新入社員Aさんの気持ちはどうでしょうか?

「どんな内容が掛かって来るのか…」

「聞き取れなかったらどうしよう…」など、

緊張感、不安、恐怖、プレッシャーを感じながら、

電話の応対に取り組んでいます。 

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こんなストレス状態の中で、

Aさんのパフォーマンスを発揮することができるでしょうか?

 

かと言って、ストレスを掛けないように、

「できない」ことを取り組まなければ、Aさんは「できるように」はなりません。

 

このように、今までは、

条件・状況・環境を設定した中で、

「経験・体験」を蓄積していくことによって、

知識や技術を身につけ、「できない」ことを

「できるように」してきたのではないでしょうか。

 

どうすればこの問題を解決して

「できない」ことを「できるように」なるのでしょうか?

  

「不安と恐怖」を生み出す仕組み

電話応対を取り組んでいくことで、

「不安と恐怖」を感じさせる原因は何でしょうか?

 

その原因が解決できたら、取り組むことで感じる「不安と恐怖」

解消されてしまうと言えます。

 

無意識にある“考えの道”

Aさんが電話応対に対して「不安と恐怖」を感じるのは、

特に、「いつ、どんな電話が掛かってくるか、解らないこと」に対してです。

 

「電話応対」=「いつ、どんな電話が掛かってくるか、解らない」=「不安と恐怖」

実はここに隠された“考えの道”があります。

意識では自覚していない無意識にある“考えの道”です。

 

「電話応対」=「いつ、どんな電話が掛かってくるか、解らない」

=「その場で判断しないといけない」=「自分の判断に自信がない」

=「間違った判断をする」=「怒られる」=「不安と恐怖」

 

Aさんは小さい頃、親にやること、なすこと、

全て間違いを指摘されて、怒られるという「経験・体験」

繰り返していました。

なので、自分が判断しないといけない場面では、

いつも「不安と恐怖」が襲って来て、誰かに確認しないと自信がなく

選択できない行動に移せないという悩みを持っていました。

 

機械的条件反射による判断基準

人間は毎瞬、毎瞬、自分で判断し、選択していると、思い込んでいます。 

考え、感情も自分が生み出していると思っています。

 

ですが、実際は、

過去の「経験・体験」イメージからくる

機械的条件反射による判断であり、選択であり、

考え、感情もその仕組みによって生まれているものなのです。

 

そんなことない!自分で決めている!と

反論したくなる方もいるかもしれません。

 

では、例えば、

お家から車を運転して、富士山まで向かうとします。

辿り着くまでの順路、方法は誰が決めているでしょうか?

 

この質問に迷いなく「運転手」と答えると思います。

 

 

答えは「道」です。

 

「道」の無い所を突っ切って、富士山に向かう人はいないですよね。

高速道なのか、一般道なのかは選択することができますが、

「道」がある中での選択に過ぎないのです。

 

人間は、知らず識らずの内に、限られた選択肢の中から

判断し、選択し、その範囲の中の考え、感情しか使うことができないでいます。

 

人間の限られた選択肢、つまり「道」に当たるものが、

過去の「経験・体験」によって蓄積されてできた判断基準です。

これを違う言い方をすれば、「Mindome -心のお家- 」です。

  MindomeはMind(心)+Home(家)を繋げた造語です。

  詳しくは、一般社団法人マインドーム協会のHPをご覧ください。

 

過去の判断基準をZero化して、新しい認識を蓄積する 

過去の「経験・体験」から創られた判断基準による

機械的条件反射から自由になる為には、何を蓄積すればいいでしょうか?

 

ここで、解りやすい記事をご紹介します。

“アルファ碁”“アルファ碁ゼロ”についてです。

“アルファ碁”とセドル棋士の対戦で“アルファ碁”が勝利したニュースは

衝撃と共に、大変話題になりました。

 

その“アルファ碁”100戦100勝したのが、“アルファ碁ゼロ”です。

blog.noh-jesu.com

youtu.be

詳しくは、ご紹介のブログや動画をご覧頂きたいのですが、

結論としては、

人間1人の経験・体験 < 無限大の人間の経験・体験

ではありますが、

無限大の人間の経験・体験 < 経験・体験をZero化した概念認識

 

人間の「経験・体験」を Zero化した世界、

それが、『 0==1 』です。

 

「経験・体験」に偏らない、依存しない認識を蓄積することで、

風が自然に吹くように、

地球が自然に回るように、

全てが自然に上手くいくようにできるのです。

 

「電話応対」に対して、過去の「経験・体験」に依存すれば

「不安と恐怖」という感情は機械的条件反射で生み出されます。

『 0==1 』からは、思いたい感情を設計して、生み出すことができます。

自由自在な考え、感情を生み出し、「経験・体験」に依存が無ければ、

今までに無い発想やアイディアを生み出すこともできます。

 

新しい概念認識の蓄積を日々、トレーニングするチャレンジ!

人間の限界を超える歴史的なチャレンジを、

楽しみながら、「できない」ことを「できるように」していきましょう!

 

 

0=∞=1からみる概念認識

観点の次元上昇の世界

「無」を活用するLife Style

これらのイメージの参考にこちらの動画をご覧ください。

 

この現実は実在していない!?AI時代の次は「無の境地」の活用が鍵になる!

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