変化の始まりは “ 認識 ” から

ー自分と自分の宇宙は実在しないー すべての問題の始まりは「自分がある」という人間共通の認識から。今までをAll Zero化した 「0=∞=1」から認識する新しい基準点。  本物のチームプレイ完成に向けてチャレンジしています!

「認識」のプレートチェンジ

「認識」のプレートチェンジといっても、

なかなかImageが難しいですよね。

 

「認識」のプレートチェンジを理解する前に、

今までの「時代」のプレートチェンジについてお話してみたいと思います。

 

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自然産物と人工産物

これまでで時代を、プレートの移り変わりで整理した時に、

大きく分けて、2度のプレートチェンジで説明することができます。

 

1度目は、狩猟・採集時代から、

農業革命によって、農業社会のプレートに変わったタイミングです。

そして2度目は、産業革命によって創られた産業社会のプレートです。

 

 

時代のプレートはその時代に生きる生き方のベースとなりますので、

あらゆることに影響を与えます。

 

職業、働き方、生活スタイルはもちろんですが、

価値観、夢、VISIONも変わります。

 

 

農業社会では、生産するものは「自然産物」です。

果物や野菜など、生産したものがそのまま商品となります。

 

産業社会ではどうでしょう?

自然の素材を材料にして、人間の意志と手を加えた「人工産物」が

商品になると、言うことができます。

果物や野菜に対して、車や飛行機が商品になりました。

 

 

人間の発想や、変化させていく技術を進化させて、

あらゆる商品、サービスを生み出してきたのが、

産業社会からIT社会へと続いていく、今の時代のプレートです。

 

「認識」のプレートとは?

 私たちの「認識」のプレートとは、

どんなものなのでしょう?

 

「認識」という言葉はなんとなく使いますが、

言葉で説明するのは難しいですよね。

 

 

私たちの「認識」は、

人間5感覚と脳による認識と言うことができます。

 

 

目の前にある「コーヒーカップ」 を認識したとします。

なぜ、「コーヒーカップ」ですか?

 

言い換えるなら、

何をもって、「コーヒーカップ」と判断していますか?ということです。

 

そのカップには取ってが付いていて、

鼻に近づけると、コーヒーのいい香りがしています。

飲んでみると美味しいコーヒーだ。

このコーヒーが入っているカップは「コーヒーカップ」と言えます。

 

当たり前のことですが、

私たちの判断は常に、すべて、人間の5感覚と脳に起因しています。

模様や形、色は視覚によって、

音は聴覚、味は味覚、香りは嗅覚、肌触りや材質は触覚。

取り入れられる情報は主に、この5つの感覚からの情報です。

そのInputした情報を、脳で処理した結果が今の目の前の世界です。

 

 

人間の「認識」は、

空間3次元(縦、横、高さ)と時間の1次元で合計4次元の世界で

「認識」しています。

 

これが人間の「認識」のプレートです。

常にこの4次元の「認識」プレートによって、

物事を捉え、考え、判断し、決断し、行動しています。

 

 

それが何か問題でも?と思うかもしれません。

実は、この脳の「認識」にはクセがあり、不完全なんです!

 

 

脳の「認識」のクセについてはこちらをご覧ください。


「脳のクセ(仕組み)」

 

「認識」のプレートをチェンジする

 時代のプレートチェンジでお話した、

『自然産物』から『人工産物』と同じように、

「認識」のプレートチェンジなのです。

 

 

「認識」の『自然産物』とは、

人間5感覚と脳の認識の結果です。

 

私たちは目を開ければ、見えるし、聞こえます。

自分の意志とは関係なく、見たくなくても見えますし、

聞きたくないことも聞こえてきます。

 

パッと見て、フッと思う

 

自動的に働き、過去の経験体験に基づく「認識」の結果です。

「認識」の結果を自然に生産しています。 

 

その「認識」を『人工産物』にプレートチェンジ!

 

そこには人間の意志と、加工をして「認識」した結果を生産します。

加工とは、人間の脳の「認識」では、

「認識」できない領域を、論理とImageで補った「認識」です。

 

人間の5感覚と脳では「認識」する範囲に限界があり、

「認識」できない領域を補うことで、

全体像を解った上で、部分を「認識」し、活用することができます。

 

 

例えて言うなら、

迷路を上から全体像を見る視点を持ちつつ、

全体の中の現在地を解った上で、判断し、ゴールへ向かう。

そんな感じです。

 

人間は、なぜ生まれてきたのか?

どこから来て、どこに向かっているのか解りません。

その生き方は迷路の中で、現在地も解らず迷子の状態と同じです。

 

なぜ、現在地が解らないのか?

それは人間の5感覚と脳の「認識」で部分的な情報を集めているだけで、

全体像を掴み取ることができないからです。

なので、この限界ある「認識」の結果の中で、

答えを探そうとしても、その答えは永遠に見つけることはできないのです。

 

 

全体像を掴み取るには、この人間5感覚と脳の「認識」の仕組みと、

そのプレートから自由になった「認識」を

どちらも手に入れて、活用していくことです。

 

それが新しい時代のプレートになり、

その時代をリードする“未来人”を創出する教育が

「認識技術」で可能になりました!

 

 

変化の始まりは“認識”から

 

 

私はこの変化に無限の可能性を感じています。